2025年06月16日

熱中症対策と予防

ペンギン.png熱中症の症状は??

・立ちくらみ ・身体のだるさ・筋肉痛・吐き気        

・こむら返り・大量の汗が出る・頭痛 など・・・




熱中症を予防するには?エアコン.png

暑さを避ける対策   

〜エアコン等で温度をこまめに調節しましょう〜

エアコンの風が苦手な方は・・・

・涼しい服装に着替えて風通し良くする・冷却グッズを使う・換気をする

・濡れたタオルを肌に当ててうちわで仰ぐ(首元や足の大きい血管を冷やす)

・扇風機やサーキュレーターを窓やドアの近くに置いて風を循環させるうちわ.png

・外出時日傘や帽子を着用する

・天気の良い日は日陰で過ごす・こまめに休憩を取る


水分補給の工夫

水分補給は熱中症対策としてはとても大切ですが

水分の摂り過ぎ→体重が増える→透析(除水)が大変になる

となってしまうので工夫が必要です

※汗をかいていないときや汗が少ないときは多く摂る必要はありません


オススメの飲み物麦茶.png

・リンやカリウムの比較的少ない麦茶

・汗をかいたときはスポーツドリンクを摂取しましょう

(カリウムや塩分が含まれているので飲みすぎには注意が必要です)



おひさま.pngその他熱中症対策で気を付けること

体重をこまめに測る

→暑くなってくるとどうしても水分摂取量が増えてきてしまうので、食事はしっかり食べつつも余分な水分を摂りすぎないように体重コントロールが必要です

・血圧管理をしっかり行う

→汗をかくと血圧が下がります。透析を行っていく上で血圧管理はとても大切なので透析の時以外もしっかり血圧を測っていきましょう

posted by じんたろう at 15:52| Comment(0) | 季節 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年05月07日

シャントについて

これからの季節シャント感染しやすい時期となってまいります。

今回はAVF(内シャント)管理についてお話させて頂きたいとおもいます。

シャント.png透析患者さんにとってシャントは命綱とも言えるほど大切なものになります。そんな大切なAVF(内シャント)の管理・トラブルの予防・早期発見・早期治療は重要な意味を持ちます。


AVF(内シャント)とは…

近道、バイパスという意味で、手術により動脈と静脈をつなぎ動脈から直接静脈血液を流すことを言います。これにより透析治療で必要な血液流量を得る事が出来るのです。

  • AVF(内シャント)狭窄・閉塞●

原因シャントチェック.png

・多くの血液が勢いよくシャントの中を流れる事での血管へのストレスがかかる

・血管に針を週に3回刺す

・シャント部分の圧迫

・血圧低下や脱水

・感染

・動脈硬化により血管が細くもろくなる  など

兆候シャント音.png

@血流が弱くなり、スリルを感じにくくなります。

A聴診すると、断続音(ザッザッ)・狭窄音(ヒューヒュー)が聞こえます。

B軽い痛みや血管が硬く触れたり、冷たく感じたりします。

C透析中に血流不良や静脈圧の上昇が見られます。


  • AVF(内シャント)感染●

原因シャント感染.png

AVF肢の手洗いや消毒などが不十分だったり、AVF肢の発疹やかぶれや傷がある状態、また前回の針穴にかさぶたができてない状態でペンレスやユーパッチを貼ってしまう。これらの原因の他に、全身の抵抗力が低下している場合も感染を起こしやすくなってしまいます。

兆候

  • シャントが赤く腫れて痛みや熱を感じます。
  • 感染部から膿が出ることもあります。
  • ひどくなると全身状態が悪くなり、38度以上の熱が出ます。

このような、シャントトラブルを起こさないためにもAVF(内シャント)管理が重要になります。


AVF(シャント)管理の注意点

3回決まった時間にシャント音の聴診やスリルの確認、観察を行って下さい。

  • AVF肢で血圧測定をしないで下さい。シャント禁忌.png
  • AVF肢で重たい物を持たないで下さい。
  • AVF肢で手枕や寝ている時に体の下に敷かないで下さい。
  • AVF肢に腕時計はしないで下さい。
  • 急激な血圧低下を避ける為に、適度な水分・体重管理を行いましょう。
透析当日・翌日の注意として

止血バンドは帰宅後外して下さい。

針穴からの出血や感染を防ぐため、透析後の入浴は避けて下さい。

シャワーを使う時は針穴を濡らさないように!

濡れた場合は必ず消毒して下さい。

止血ボタンや絆創膏は翌日にはがし、この時に針穴からの出血が

あれば消毒して再度絆創膏で保護して下さい。


 何か異常があればかかりつけ病院のスタッフへお知らせ下さい

posted by じんたろう at 10:59| Comment(0) | 心不全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月15日

高齢者の低栄養

透析患者さんは次の様な要因で低栄養になりやすいと言われています。

・短い透析時間により老廃物が溜まることや活動量低下により食欲不振を起こしやすい

・食事制限による栄養素の不足

・透析治療でアミノ酸や水溶性ビタミン(B1B2B6C・葉酸)が失われる

・慢性的な炎症によりエネルギーの合成力が低下している

・タンパク質やエネルギーの不足を補填するために、筋肉など体たんぱくが分解される


こうした低栄養状態は、サルコペニア(筋肉量の低下)→フレイル(虚弱状態)→

ADL(日常生活動作)低下→食欲不振→寝たきりといった負の連鎖を招き、生命予後にも深刻な影響をもたらします。

基本的に透析患者さんは塩分やリン、カリウムの制限がありますが、低栄養の患者は薬剤を積極的に使い、エネルギーや栄養素の確保を優先するためしっかり食べることが肝心です。

今回は低栄養を予防する食事の工夫についてお伝えします。

  • 好みや食習慣を優先する・食事回数を増やすおやつ.png

好きなもの、口に合うものを積極的に取り入れる。

例えば主食はいつも同じものにせずおにぎりや炊き込みご飯、お寿司、サンドイッチ、麺類など変化を持たせる。

またヨーグルト、牛乳、アイスクリーム、プリン、

温泉卵、卵豆腐など喉ごしの良い食品を取り入れる。

またクッキーやチョコレート、小さめのおにぎりやパンなど手軽に食べられる自分好みのものを食事の間にプラスしてカロリーを摂取する。


  • 味付けを工夫する香辛料.png

レモンや柚子、酢、梅で酸味を、唐辛子やわさび、からし、山椒、カレー粉で辛みを加え、味に変化を出す。

これらは香りも良く食欲をそそります。



  • 食材選びや調理法を工夫するオイル.png

同じ魚料理でもさしみや汁物、蒸し物などの油を使わないヘルシーな調理法より、油やバターや油で揚げる方が多くのカロリーを摂取できます。

煮物であれば砂糖を多めに入れる、和え物であればマヨネーズをプラスするなどプラスカロリーの考えで調味料を加えることもオススメです。

調理工夫.png
  • 調理の負担を減らし食べたい時にすぐ食べられるようにする

調理が面倒で食事そのものを避けたり、調理の時間がかかって食欲が減退したりすることがあります。出来るだけ調理の手間を省き食欲を感じた時にすぐ食べられるようにするのも一つの手です。

缶詰や日持ちのするレトルト食品、チルド惣菜、冷凍食品を常備しておくと便利です。他にも食材の宅配、宅配弁当と利用する、ヘルパーに調理を依頼するといった方法ががあります。

缶詰など.pngヘルパー.png
  • 食環境を変える家族団らん.png

外食や食事会などに参加すると、会話が生まれて気分転換にもなり、1人で食べるよりも楽しんで食事が出来ます。


  • 栄養補助食品を利用する

栄養補助食品は、少量で栄養量を補えるので便利です。栄養補助食品.png

いろいろな味があり、飲料、ゼリー状など種類も様々です。

ドラッグストアや薬局、一部のスーパーなどで購入できます。

posted by じんたろう at 10:34| Comment(0) | 食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする