2016年12月01日

外食する時のくふう

今回は外食についてお話したいと思います。クリスマス.png
栄養バランスのとれた食事とは、ごはんなど穀類の「主食」を基本に、肉や魚、卵、大豆などのたんぱく質主体のおかず(主菜)、たっぷりの野菜、きのこ、海藻など(副菜)を組み合わせた食事が理想的です。
以下注意点を説明します。

1、リンをとりすぎない!
リンはほとんどが腎臓から排泄されるため透析患者さんは体内にリンがたまりやすくなります。血液中のリン濃度が高いと骨粗鬆症や、かゆみが強くなったり、動脈硬化を生じて心筋梗塞、脳梗塞の原因となり危険です。
一日のリン摂取量の目安は700mg/です。
リン含有量
白米茶碗1杯(160g)53mgうどん2/3玉(160g)27mg食パン1枚(40g)40mg
まぐろ刺身一切れ(13g)40mgさけ1/4切れ(20g)53mgいわし1/2尾(20g) 53r
鳥ささみ1/2本(20g)40mg鳥むね肉一口大(20g)40mg豚バラ(27g)40mg
鶏卵1/2個(33g)67mg牛乳1/2カップ(120g)107mgヨーグルト(107g)107mg
納豆1/2パック(27g)53mg豆腐1/5丁(60g)67mg厚揚げ1/3枚(40g)67mg

2、塩分・水分をとり過ぎない!カレー粉.png
塩の代わりになるものの上手な活用!
出汁を濃厚に取ることで、その分塩分を減らすことができます。
酢、レモンなどの柑橘類の酸味、ヨーグルトの酸味、カレーや胡椒、わさびなどの香辛料は、いずれも塩分(ナトリウム)は含んでいません。辛みや酸味でメリハリをつけることで、食べたときの満足度が違ってきます。ライム.png




3、カリウムを取りすぎない!
透析患者さんでは血清のカリウム値が上昇しやすく、不整脈などを引き起こすことがあるのでカリウム摂取は重要です。野菜などは水にさらしたり、ゆでたりすることでカリウムを減らしたりできますが、どれくらい減ったかは分からず、種類や茹で時間によりさまざまであるため、2〜3割程度減少したと考えるのが安全です。
1日のカリウム摂取量は2000mg以下におさえましょう。
野菜.png

カリウム含有量
穀類米飯(160g)46mg食パン6枚切り1枚(60g)58mg
いも類里芋3個(100g)640mgさつまいも1/2個(100g)470mg
野菜ほうれん草1/3束(70g)483mgキュウリ1本(100g)200mg
フルーツスイカ(100g)120mgバナナ中1本(100g)360mg
posted by じんたろう at 00:00| Comment(0) | 食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月29日

年末年始に向けて

早いもので今年ももう終わりです! oomisoka.png
普段と違う食事を摂ることもあると思います。
年末年始の食事を楽しむためにも、カリウムに注意しましょう。

大晦日
※麺類のスープは塩分・水分のとりすぎにつながりやすため残しましょう
soba.pngそば(1杯)カリウム:188mg
天ぷら・エビ2尾カリウム:159mg



お正月  
(おせち) カリウムが高いベスト3osechi.png
第1位   黒豆20g:388mg  
第2位  栗きんとん60g:242mg
第3位  なます50g:120mg 

ごまめ10本:96mg 伊達巻き1切れ:48mg
かまぼこ40g:40mg 昆布巻き2本:30mg
えび旨煮1尾:25mg  数の子1本:13mg 

なぜカリウムを制限する必要があるのか!?
カリウムは、重要なミネラルの一つで神経や筋肉の動きを調整しています。低すぎても高すぎても、生命に危険を及ぼすので特に注意が必要です。腎不全では血液の中にたまり高カリウム血症になるために制限が必要です。カリウム値が高くなると、
不整脈、ひどい場合には心停止を引き起こすことがあり、

大変危険です!!!

カリウムはほとんどの食品に含まれています!       
 
*一日のカリウム摂取量は2,000mg以下におさえましょう*
         
今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
shougatu.png
posted by じんたろう at 19:51| Comment(0) | 食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月28日

塩分・リン・カリウムについて

外食ではどうしても塩分・カリウム・リンの摂取量が多くなってしまいます。Nacl6g.png
今回は摂取量を少なくする工夫をお話しします。

@ 外食時に塩分摂取量を少なくする工夫
注文時の工夫:「薄味にして下さい」や「こしょうのみで焼いて下さい」など味付けもオーダーしましょう。注文時にお願いすると対応してくれるお店もあります。
○ 味の加減や材料がわかるメニューを頼みましょう。
○ ドレッシングやマヨネーズが付く場合は、注文時に別の器に入れるように頼めば自分で調整することが来ます。
○ 外食する時は家庭では一切食塩を使わないなど計画的に食塩管理を行い減塩しましょう。

メニューごとの工夫:自分で塩分の加減ができるメニューを選びましょう。donburi.png
丼ぶり物はすでに調理されており自分では塩分管理が出来ません。丼ぶり物より定食を選びましょう。漬物やみそ汁を残すだけでも食塩摂取量が2〜3g程度抑えることが出来ます。
鍋物は塩分摂取量が多くなるので要注意です。
麺類の汁は残すようにしましょう。 
           
udon.png teishoku.png 
 






A 外食時にカリウム摂取量を少なくする工夫
野菜・フルーツは控えめにしましょう。
肉類・魚類はカリウムが豊富です。ステーキなどの肉類や刺身などの魚類でタンパク質の摂取が多くなる場合は、同時にカリウムの摂取も多くなるので注意しましょう。
salada.png
fruts.png

beef.png


        
B 外食時にリン摂取量を少なくする工夫
タンパク質が多いメニューには注意しましょう。主菜となる肉類、魚類や卵、豆腐などのタンパク質、すなわち「おかず」が多いとリン摂取量が多くなります。おかずの多いメニューには注意が必要です。
リン吸着薬は必ず医師の指示通りに、飲み忘れのないように飲みましょう。
naifuku.png
posted by じんたろう at 21:05| Comment(0) | 食事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする