2018年08月20日

カリウムに注意!!

ご自分のカリウム値をご存じですか?fruitsbasket.png

夏は果物や夏野菜のおいしい季節です。

おいしいものにはカリウムが多く含まれています。

なぜ、カリウムを制限する必要があるのか?

カリウムは、重要なミネラルの一つで神経や筋肉の動きを調整しています。低すぎても高すぎても、生命に危険を及ぼすので特に注意が必要です。腎不全では血液の中にたまり高カリウム血症になるために制限が必要です。カリウム値が高くなると、不整脈ひどい場合には心停止を引き起こすことがありとても危険です。                 

5.5mEq/L以上  神経や筋肉に関する症状の出現病院.png

7.0mEq/L以上  不整脈を誘発し突然死の危険!!

高カリウムの症状には、「口のまわりがしびれる」、「胸が苦しい」、「体がだるい」、などの症状が出現します。カリウムは透析でしか抜くことができません。

そんな症状が出現したらすぐに病院に連絡して下さい。

カリウムはほとんどの食材に含まれている為、食事をすると多かれ少なかれ体の中に取り込まれてしまいます。しかし調理方法や食品の選び方を考慮した食事をする事でカリウムを減らす事は可能なことです。

カリウムはほとんどの食品に含まれています!

1日の摂取量は2000mgです   〈100g中のカリウム量〉             

バナナ
360mg
メロン 
350mg
180mg
スイカ
120mg
ほうれん草
690mg
えだまめ
590mg
カボチャ
450mg
トマト
210mg
納豆
660mg
鶏ササミ
420mg
落花生
740mg
生わかめ
730mg

〈カリウム制限のポイント〉メロン.png

*野菜は生で食べるときは千切りにし、30分以上水にさらす。

*野菜は熱を加えてもカリウム量を減らすことができません。天ぷらは控えましょう。

*野菜や豆類を煮る場合は、一度ゆでこぼしてから調理する。ただし、ゆで汁はカリウムが多く含まれているので使用しないでください。ラップに包んでチン!はカリウムが減りません。必ずお湯でゆでこぼしましょう。

*果物は生より缶詰のほうがカリウムは少なめです。ただし、シロップにはカリウムが多く含まれているので飲まないでください。

*お茶は薄めにしましょう。煎茶より玉露はカリウムが多く、ほうじ茶、玄米茶はカリウムが少なめです。

便秘に注意!!

便からカリウムは5〜10%排泄されます。毎日の排便を習慣づけましょう♪♪

posted by じんたろう at 16:02| Comment(0) | カリウム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月01日

腎臓の働きと水分・塩分

腎臓働き.png


腎臓の働きの一つに、水分調節があります。余分な水分は尿として体外に排泄し、体内の水分量を一定に保っています。

腎臓が悪くなると、尿量が減少したり、あるいはまったく出なくなったりするため、体に水分がたまってしまいます。

水分がたまりすぎると、全身浮腫・高血圧・心不全などを招いて生命に危険を及ぼします。また、透析を行う際、短時間に多量の除水をしなければならず、血圧低下や筋けいれんを起こして透析中の除水が困難になり、さらに水がたまるという悪循環に陥ります。

これらを防ぐため、水分量の調整をしっかり行いましょう!!




1日の水分の出入り★

あなたの1日の許容飲水量を計算してみましょう。 コップの水.png         

500ml+尿量=許容飲水量/1

1日の尿量が200mlある人の場合・・・

500+200=700mlとなります。

★水分制限の工夫★

※水分を多く含む食品を覚え、食べ過ぎないようにしましょう。

{果物、野菜、豆腐、こんにゃく、プリン、ゼリー、アイスクリーム、鍋物 、麺類、おかゆ、雑炊など}

※塩分は控え、薄味にしましょう。塩分に注意することが過剰な体重増加を防止するもっとも有効な方法です。
減塩.png

※食塩として1日6〜8gまで抑え、薄味を心がけましょう。

        小さじ約1杯

※塩味よりも酸味(酢、柑橘類)や香辛料(からし、コショウ)を使用した味付けを多くしましょう。


塩分を摂りすぎる →のどが渇く    →水をたくさん飲んでしまう → 体重増加が多くなる!!!

   ↓                                     ↑

塩と水は一定の割合に保たれているため = 塩は身体に水をひきとめる →約8gの塩で1Lの水がたまる

水と塩.png

  

posted by じんたろう at 00:00| Comment(0) | 心不全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする