2017年05月29日

筋痙攣(つり こむらがえり)

筋痙攣(つり こむらがえり)相談.png
透析中に起こる手や足のつりは除水が引き金になって起こります。
除水速度が速いまたは許容値よりも除水量が多いと体内の水分バランスが崩れ、筋けいれんが起きやすくなります。また透析後半のつりは血圧低下が原因で起きやすくなります。

ナースコール.png血圧低下の症状は
生あくび、冷や汗、胸がどきどきする、便意、だるさなどです。
症状が出現したらすぐにナースコールして下さい。
血圧低下が著しい場合、意識消失することがあります。
我慢せずにすぐにお知らせして下さい。



つりの対策として以下のことがあります
こむら返り.png(1) 透析間体重増加を1日あき(水・木・金・土)は3%、2日あき(月・火)は5%以下に心掛けることが最も重要です。
この為には塩分、水分制限が大切です。
3〜5%がどのくらいの重さなのかは、スタッフにお尋ねください。
(2) 透析時間を長くしてゆっくり除水を行う。
(3) 血圧低下の予防
(血圧を上げる薬を使用する。酸素投与する。除水量を調整する。補液する。)
(4)ホットパックをする。できれば、つる部位を軽く動かす。
(5) つる前やつっている時に芍薬甘草湯の内服を試みる。
(6) アミノ酸一種のカルニチンの投与を検討する。
(スタッフと相談しましょう。)

怪獣.png予防として
透析中の低血圧を予防すれば大半の筋痙攣を防止できます。
透析中に足のつりが出現したら、我慢せず近くのスタッフを呼んでください。






posted by じんたろう at 16:59| Comment(0) | 合併症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする