2017年02月04日

災害対策

今月のねふろ倶楽部は地震災害時の対応についてお知らせします。もしもの事態に備えて災害時の対応を確認しておいてください。
透析をしない日に地震が発生した場合
(1)かかりつけの病院に電話で連絡してください。earth.png
この場合、家庭の固定電話や携帯電話よりも公衆電話の方がつながりやすいです。あらかじめ自宅近くの公衆電話の設置場所を確認しておいて下さい。
(2)電話がつながったら、透析スタッフから具体的な指示を受けてください。(災害の程度によっては即答できない場合があります。)
(3)かかりつけの病院が壊滅状態になり情報提供ができない場合は、ご自分で透析施設を探し出さなければなりません。透析施設を探すのは電話帳からでも可能ですが、保健所や各都道府県の腎協に問い合わせて、それぞれの都道府県の透析施設の情報を得ることができます。日本透析医会は、過去の大震災の経験を教訓として支援の広域化を目指し、「災害情報ネットワーク」の整備を行い支援の中核を担えるようになっています。japan.png
(4)北九州ネフロクリニックは福岡県透析医会に登録しているので、日本透析医会の災害ネットワークを利用して、福岡県内外での透析病院の紹介先のネットワークができるようになっています。

透析中に地震が発生した場合
地震の揺れは長くて1分程度です。むやみに動くと転倒してケガをしたり、透析の針が抜けてしまう恐れがあり危険です。
➡ベッドに横になっている場合は、血液回路をしっかり持ちます。
テーブルを足元へ移動させ、布団を頭までおおって落下物でのケガを予防します。
血液回路内の血液をもどす時間的余裕のないときは、緊急に回路から離脱します。kairo.png
方法は以下の通りです。
@ 血液ポンプを停止します。
A 赤と青の洗濯バサミのようなクリップ(クレンメ)を閉じて動脈側(赤色)と静脈側(青色)の両方の回路を遮断します。
B 回路を固定しているテープをはがします。
C 赤い動脈側の針を抜き、止血ベルトを巻きます。
D 青い静脈側の針を抜き、止血ベルトを巻きます。
E スタッフの誘導に従って避難場所へ避難してください。eleverter.png
★日頃から止血ベルトを広げてテーブルの上に置いておく習慣をつけましょう。
★起立性低血圧などの血圧変動のある方は、起き上がる際に転倒しないよう気を付けてください。
★エレベーターは緊急停止するので使えません。kurumaisu.png
階段を使用します。
★車いすが必要な方はスタッフが介助するか担架で移動します。
気分の悪い方や血圧低下が心配な方は無理をせずにスタッフに声をかけてください。

災害時の食事管理のポイント
大災害が発生したら、透析を1週間受けられないような最悪の事態も想定しておかなければなりません。透析を受けられない間、食事や水分の管理を普段よりかなり厳しくしなければなりません。
@ できるだけカリウムを抑えます。
唇がしびれる、手足に力が入らずがくがくするなどの症状が現れた場合はすぐに透析しなければ心臓が止まる状態です。できるだけ早く透析のできる施設へ行かなければなりません。
A 塩分を少なくします。
B 水分を減らします。
C たんぱく質を適度にとります。
D エネルギーを適度にとります。
★カリウム、塩分、水分は普段の半分から3分の2程度に制限しましょう。
★支給されたお弁当などの佃煮・漬物・塩分の多そうなものは食べないようにします。
★ご飯・パン・ビスケットなどはできるだけ食べましょう。
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災害時のような厳しい状況の中でも「食事と水分」を上手に管理すれば、数日間は日常生活を続けることが可能です

非常時持ち出し品のリスト
非常時に備えてリュックサックや手さげ等にまとめておきましょう。
□身体障がい者手帳(コピー)    □保険証(コピー)
□透析条件カード(コピー)     □預金通帳(コピー)
□懐中電灯  □ラジオ   □電池    □現金
□非常食品  □飲料水   □ラップ   □ビニール袋
□紙コップ  □紙皿    □アルミホイル
□下着    □タオル   □手袋または軍手
□ティッシュペーパー   □ウェットティッシュ
□筆記用具  □レジャーシート

定期処方薬と透析条件カード
mochidashi.png血圧を調整する薬や心疾患、糖尿病治療薬など、毎週定期的に処方される薬は透析患者さんにとってとても大切です。定期処方薬はいつも手の届くところに置いておきましょう。
また、大災害でかかりつけの病院で透析が受けられない状態になってしまった場合、他の透析施設で透析治療を受けることも考えられます。そのような事態も想定して、透析条件カードは保険証と一緒にしていつも持ち歩くようにしてください。もしも透析カードを紛失してしまったら再発行しますので、事務または看護師に申し出てください。

非常用バッグ、定期薬はいつも手の届くところに!
透析条件カードと保険証はいつも持ち歩くようにしましょう!
posted by じんたろう at 17:29| Comment(0) | 災害対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インフルエンザと風邪


かぜとインフルエンザの違い
   風邪  kaze.pngインフルエンザinflu.png
発症時期1年を通じ散発的冬季に流行
主な症状上気道症状全身症状
症状の進行緩徐急激
発熱通常は微熱(37〜38℃)高熱(38℃以上)
主症状(発熱以外)・くしゃみ・喉の痛み
・鼻水、鼻詰まり
・咳 ・喉の痛み ・鼻水
・全身倦怠感
・関節痛、筋肉痛、頭痛など

原因ウィルスライノウィルス、
コロナウィルス、
アデノウィルスなど
インフルエンザウィルス


A型とB型の違いと特徴

A型は自然宿主が多い。流行する種類も多い。
B型の自然宿主は人だけ。ウイルス変異のサイクルが長い。
※自然宿主とは・・・ウィルスが増殖するために母体となる細胞が必要です。この対象となる生物を自然宿主と呼びます。
※インフルエンザワクチンを接種した人は、症状が軽くなることがあります。
風邪と思っていたのが、実はインフルエンザということもあります。
自分で判断せず、必ず診察・診断を受けるようにしましょう!!

インフルエンザの潜伏期間

sennpuku.png

発症の期間は、他人に感染させてしまう期間です。
そのため、入室時間の調整をしていただき一週間は、感染部屋での透析になりますので
ご理解宜しくお願い致します。
咳が出ている際は、マスク着用をお願いします。
★感染を起こさない予防が一番大切です★ugai.png
1)手洗い、うがいをしましょう。
2)流行前のワクチン接種
3)適度な湿度を保ちましょう。
4)十分な休養と栄養をとりましょう。
5)人混みを避け、マスクを着用しましょう。
6)病院到着時の手洗い・アルコール消毒をしましょう。
 37.0度以上の発熱・風邪症状があったら来院する前にかかりつけの病院へ電話しましょう!
posted by じんたろう at 17:10| Comment(0) | インフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする