DW(ドライウェイト)とは、「その人にとって、体の水分が多すぎず、少なすぎずちょうど良い状態の体重」のことです。
透析治療では、このDWを目標に、体に溜まった余分な水分を取り除きます。
- なぜDWが重要なのか?
腎臓が働かないと尿が出なくなり、飲食した水分がすべて体に溜まり、体重が増えてしまいます。
・水分が多すぎる(DWより重い)場合: 高血圧や心臓への負担、肺に水が溜まる
(肺水腫)などのリスクがあります。
・水分を抜きすぎる(DWより軽い)場合: 透析中に血圧が急激に下がる、足がつる、めまいがするなどの症状が出やすくなります。
単に「見た目の細さ」で決めるのではなく、医師が以下のような多角的なデータを見て判断します。
・血圧: 透析中や日常生活での血圧が安定しているか。
・心胸比 (CTR): レントゲンで心臓が大きくなっていないか。
・むくみ: 足や顔にむくみが出ていないか。
DWは一度決めたら終わりではありません。食事量の変化や筋肉・脂肪の増減により、DWも調整する必要があります。
・太った場合: DWを上げないと、必要な水分まで抜いてしまい血圧が下がります。
・痩せた場合: DWを下げないと、体に水が残ったままになり心臓に負担がかかります。
DW が適切でも、透析間での体重の増加が多ければ、その増加した水分が心臓に負担をかけます。
また、たくさん除水をすると血圧が下がりやすくなり、これも心臓に負担をかけます。 ご自身の心臓を守るために、中 2 日空いた時の体重増加を DW の 5%以内におさめることができるよう、水分管理をきちんとしていただきたいと思います。
水分制限には、塩分制限が不可欠です。
まずは塩分制限を心がけて下さい
DWには衣類(パジャマ・ベスト・肌着・ももひき・靴)も含まれています。![]()
体重計で計測する時に服の重さが影響を与えてしまうため服装を一定にしていただく必要があります。服の重さが変わる場合はその都度スタッフにお申し付けください!!!

